創立30周年を迎えて
ブレーンヒューマニティーでは、4月は新入生歓迎会のシーズンです。
今年も300人近くのフレッシャーズと出会い、その中の何人かとこれからの時間をともにすると思い、不思議な組織だなと感じています。
昨日、学生理事の1人が新入生に向けて、『明日でブレーンヒューマニティーは、創立から30年を迎えます』と紹介していました。
30年前に生まれていなかったメンバーが自分たちの組織を紹介し、私たちの30年の歩みを紹介しているのは、不思議な感じで、なにかがつながっているような気もして、感慨深いものでした。
わたしも、2006年にブレーンヒューマニティーに参加したので、
30年という月日の重さがあまりピンときません。
私にってはまだ18年(年齢の半分だと思うと少し驚き)
1994年、関西学院大学の学生が立ち上げた家庭教師サークル
そのまま彼らの卒業で終わっていたかもしれなかったこの団体は、阪神淡路大震災で被災した子どもたちの支援をはじめ、NPO法人となり、2024年の今日30年を迎えた
わたしは、想像するしかできないが、当時もゴールデンウイークの谷間の平日が集まりという理由で5月1日になったかもしれないし、4月1日にしようと思ったけど、間に合わなかったのかもしれない。今日みたいに雨だったのかもしれない。
そんなことを思いながら30年目の今を過ごしている
30回新入生を迎え、30回目の卒業生を送り出す
関りの大小はあれ、だいたい1万人くらいの大学生がブレーンヒューマニティーに関わり、数えきれないコミュニティーが生まれている。
そして、今日もこどもたち、若者世代にサービスを届けるため、事務所であーだーこーだ言いながら時間を過ごしている。
メンバーも変わり、事務所のレイアウトも変わり、西宮北口の環境も、大学生を取り巻く環境も、子どもを取り巻く環境も変わっている
ただ、子どもたちのために必死になってサービスを考え、自分以外の誰かのために必死になれる、そんなマインドは30年間変わっていないのだろうと思う
今日という30年目の日を迎えられたことをブレーンヒューマニティーに関わっていただいたすべての人に感謝したい
特定非営利活動法人ブレーンヒューマニティー
理事長 松本 学