1994年5月1日、関西学院大学の4人の学生が小さな思いつきを実行に移しました。自分たちでお金を出し合って新聞に広告を出し、家庭教師のアルバイト先を探そう。
特に大きな理想もなく、自分たちのアルバイト先を見つけるだけの組織。それが私たちの団体のはじまりでした。
そして1995年1月17日。私たちはあの大きな災害に見舞われます。
そんな中で私たちが考えたのは「自分たちに何かできることはないだろうか」ということでした。
思いついたのは、被災した子ども達にボランティアで家庭教師をすること。
その活動はやがて被災した子ども達を対象にしたキャンプやハイキングなどのレクリエーション活動に発展し、不登校の子ども達への学習支援、高校生を対象にした海外でのワークキャンプ、さらには子どもの居場所や貧困への取り組みなど、幅広い活動に広がっていきました。
たった4人の思いつきから始まった活動は、いまでは950人を超える大学生ボランティアたちによって担われ、すでに2800人を超えるボランティアたちが社会に旅立ち、それぞれの場で活躍しています。
私たちに活動に関わった子ども達の数は1万人を優に超えます。
そして、それぞれの活動のなかで私たちをお支えいただいた支援者、協力者の皆さまは途方もない数になることでしょう。
創立20周年にあたり、それらの皆さまに心からの感謝を捧げつつ、これからも暖かいご支援を、賜りますよう謹んでお願いいたします。

目的

青少年及びそれに関わる個人、法人、その他団体等に対し、青少年が自己認知し、自分らしく生きるための支援を行い、もって広がりのある社会 の創造に寄与することを目的とする。

使命

ブレーンヒューマニティーは、若者や子ども達が将来の社会において重要な役割を担うことを信じ、次の使命を掲げる。
１、子ども達に対し、それぞれが多様な価値に触れ、選択肢を広げることのできる機会を提供する。
２、若者に対し、多様な価値を創造していくための機会と基盤を提供する。
３、社会や地域に対し、若者や子ども達が自分らしく生きることのできる環境づくりを推進する。

事業

関連団体・会社

年間予算

122,952,283円(2012年度決算)※関連団体等含まず。

人員

理事10人　監事2人　経営役員3人　執行役員4人
専従職員4人　契約職員5人　非常勤職員17人　アルバイト96人
ボランティア約950人