新潟県中越地震学生団体等支援助成金

特定非営利活動法人ブレーンヒューマニティーは、1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災において、被災した子どもたちへの支援を行ってきました。その際に全国の方々からご寄付をいただきました。そのご寄付は、これまで阪神・淡路大震災で被災した子どもたちの支援活動に用いられてきました。

しかし、阪神・淡路大震災からすでに10年以上が経過し、震災で被災した子どもたちの数も減す一方、震災後に被災地に転居してきた人々も少なくなく、現在では被災した子どもたちのみに限定した活動は、現在のところ行っていません。

そこで、当会ではそのご寄付の意思を尊重しつつ、それを有効に用いるため、2004年に発生した新潟県中越地震の被災地において、私たちと同じように被災した子どもたちへの支援を行っている学生を主体とした団体に助成を行い、その活動の支援を行いたいと考えています。

この助成金により、新潟県中越地震の被災地の将来的な復興を支えることができるような団体が育つことを期待しています。

BrainHumanityの活動の経緯については下記サイトをご参照下さい。
■BrainHumanityの歩み（スライド）
■BrainHumanity公式ホームページ

１、助成金の目的

1995年に発生した阪神・淡路大震災において当法人が募集した被災児童支援のための基金を原資として、その趣旨を踏まえ、新潟県中越地震（以下、中越地震という。）被災地において、被災児童等の支援を行う学生団体に補助金を交付し、当該団体の活動の安定に資するとともに、長期的な中越地震被災地の復興に寄与する。

２、助成金の内容

中越地震において被災した児童又は生徒に対し、支援活動を行う学生を主体とした団体に対し、年10万円の助成金を原則として2年間にわたり、交付します。
※継続助成については、別途審査の上、決定します。

３、助成金の対象団体

次の条件をすべて満たす団体のうち、当法人が選考した１団体（注１）に助成金を交付します。
（１）被災児童等に対して継続的な支援活動を行い、今後もそれを継続する意志があること
（２）団体の主たる構成員（注２）が学生又はそれに準じる者であること
（３）団体の主たる構成員（注２）が新潟県中越地震被災地又はその近隣に居住していること
（４）定款又は会則等を規定し、組織の代表、意思決定の方法、その他団体として必要な事項が定められていること
（５）予算及び決算が適正に定められ、予算書及び決算書が作成されていること
（６）営利活動を主たる目的とはしていないこと
（７）宗教活動又は政治活動を主たる目的とはしていないこと
（８）団体の構成員が暴力団に属し、又は団体が暴力団の統制下にあるものではないこと

注１：申請団体のうち、極めて評価の高い団体が複数あった場合は、1団体以上の団体に助成金を交付することがあります。
注２：「主たる構成員」とは、構成員の員数のうち、概ね半数以上のことをいいます。

４、助成金の使途

団体の事業費又は管理費に充当することが可能です。（注１）
※助成金に係る支出については、領収証等、その証拠となるものが必要です。
※酒肴代、その他個人的な飲食代等、個人が負担すべき費用に充当することはできません。
※この助成金は2006年4月1日から2007年3月31日までに団体が支出する費用に充当することが可能です。したがって、それ以前の費用への充当はできません。

注１：「事業費」とは、団体が行う活動に直接要する費用を指し、「管理費」とは直接、団体の事業に要しないが、間接的に団体の運営に必要な費用のことを指します。たとえば、子どもたちのピクニックを例にすれば、ピクニックに要する交通費や保険料などを事業費といい、その団体の運営のために必要なコピー代や郵送料などの費用は管理費となります。

５、応募方法

当法人所定の申請書に必要事項を記入し、下記の書類を添付した上で、当法人事務局まで郵送してください。（締切：2006年2月28日　消印有効）

■助成金交付申請書のダウンロード
　助成金交付申請書（PDF形式、10KB）
　助成金交付申請書記入例（PDF形式、14KB）
　助成金交付申請書・記入例（Excel形式、118KB）
　新潟県中越地震学生団体等支援助成金要綱（PDF形式、13KB）
　※この助成金を受けようとする場合は、必ず上記の要綱を熟読してください。

■助成金申請書に添付すべき書類
（１）定款又は会則等の団体の基本となるよう規程
（２）団体の代表者及び役員の名簿
（３）団体の年間活動計画書及び年間収支予算書（当該年度）注１
（４）団体の年間活動報告書及び年間収支計算書（前年度）注１

注１：団体の年度途中で当該年度の年間活動計画書及び年間収支計算書並びに前年度の年間活動報告書が作られていない場合は、直近年度のもので構いません。

■備考
※記載事項が所定の申請書のスペースに収まらない場合は、別途添付書類をつけていただいても構いません。
※所定の添付書類以外に、活動の写真や新聞記事など、団体の活動の様子がわかるような資料があれば、添付してください。
※お送りいただいた申請書及び添付の書類は、審査の如何にかかわらず、一切、返却できませんので、ご了承下さい。

６、本助成金の問い合わせ

本助成金に関するご質問、お問い合せは、下記までお願いします。なお、審査に関するご質問にはお答えすることができませんので、ご了承下さい。

特定非営利活動法人ブレーンヒューマニティー（担当：奥野・能島）
〒662-0832　兵庫県西宮市甲風園1丁目3番12号　カミヤビル3階
tel:0798-63-4442 fax:0798-63-5551 E-mail:josei@brainhumanity.or.jp
URL http://www.brainhumanity.or.jp