TSU・NA・GI

●“relation”〜本会スタッフのリレーエッセイ〜 1

 僕がこの組織に入った理由は、成績が悪く、大学にいけない可能性が出てきた為で、関西学院高等部某走るベジタリアン(数学者・M寺先生)の紹介があったからでした。
 初めは、普通の学習塾やなーと思っていて、勉強していました。その内、ある一つの事実に気付きました。ここは塾と思っていたのに、なぜか先生には見えない若い人たちが、多々いて、ギターを弾いていたり、掃除をしたりしていたのです。その驚きもさめない内に、僕は変わっていました。今までは生徒としての日々だけを送っていたのですが、台湾震災支援の募金活動など奉仕の日々も始まったのです。普通の学習塾の場だと思っていたこの「場」は、まさしくMastery for Serviceの実践の場になっていました。
 最近は、この部屋にいる時間の中は、勉強しつつも、様々な庶務に従事している時間も多いような気がする今日この頃です。
 最後に、リレーのたすきを渡します。次は、森山さんにお願いします。

(関学高等部一年 匿名希望)

TSU・NA・GI第1号(1999/11/20発行)より