■BHを知ったきっかけは?
 ある日学校で配られていたサークル紹介の冊子に「不登校生徒の支援」「学生にしかできないことがある」と書いてあるのを見て、これだ!と思いその日のうちに電話をしました。

■初めてのイベントは?
 2001年の『輝け!夏キャンプ』です。余りの仕事量の多さに「これ終わったらココを抜け出そう」と思っていたんですが、担当した企画に満足がいかず子どもたちにも申し訳なく感じて、「次もやろう」とBHで活動をし続ける覚悟を決めたんです。もちろん終了後の子どもの笑顔が最高だったというのはありますけれど。

■その後は?
 その後は、『ボランティア研修』『キャンプ報告会』『サンタでお正月』などに携わったんですが、いずれも誘われて参加するという感じでした。主体的な関わりに変わったのは2002年の春キャンプで副責(副代表のこと)をしてからのことです。また別分野での興味も湧いてきて、川中(副理事長)さんの助手などで様々な研修に参加する中で、ボランティアマネジメント・組織運営も面白いなと感じるようになりました。2003年からは理事としてその分野での専門性を高めていきたいと思っています。

■忘れられないひとことは?
 キャンプでピンク色のシャツを着ていたせいで、ある子に「メガネザルおかま」呼ばれ、いじられていたんですが(笑)、帰り際「最後にありがとうって言ったるわ!」と言われたんです。生意気なやつだけど嬉しかった。

■BHをひとことで言うと?
 居場所、ですかね。栃木から知り合いが一人もいない状態で関西に来て居場所を探してたんです。あとベタですけど「濃い」人間が多い、というのもそうでしょうね。

■BHの欠点は?
 そうですね、評価システムがないことかな。だからみんな自分で目標を決めて、自分で達成度を測るんです。その過程でサポートしてくれる人はたくさんいますけれど、何をゴールとして、自分がどこまで成長するかは自分次第なんです。

■BHでの今後の活動予定を教えてください
 はっきり言って目白押しです(笑)。『震災メモリアルウォーク』(2003年1月17日)総責任、『インド震災復興ワークキャンプ』(2003年3月)副責任などですが、特にインド(2001年に起こったインド西部大地震)は被災地から被災地へという趣旨に賛同する高校生が参加することに大きな意義を感じています。