活動記録
飛び出せ!春キャンプ‘01 実施報告

 3月31日から4月2日まで関西学院千刈キャンプにて子ども56人、学生スタッフ34人で『飛びだせ!!春キャンプ‘01』を行いました。
 子ども達は行きのバスの中から、溢れんばかりのエネルギーを爆発させて、大声で歌を歌い、騒ぎまくっていました。僕もそれに負けじと騒いでいたら僕の声がかれちゃいました。そのときに子どもの元気を肌で感じました。そしてこの子ども達が今回のキャンプで何を感じ、何を学びとってくれるのかと言うことを考えているといよいよキャンプが楽しみになってきました。
 今回僕達がキャンプで目指していたものは、『驚き』です。人が大きく成長するときって、発見があり、それに伴う驚きがあると強く思ったからです。この驚きと言うコンセプトに関しても準備段階から様々な議論がありました。『驚きとは提供するものではなくて、子ども達が自分で見つけるものではないのか』『驚きを中心に考えていると企画が考えにくい』など色々と問題がありましたが、驚きを見つけるシチュエーションを提供しよう、ということで再び動き出しました。
 企画では自炊したり、ダンスパーティをしたり、竹細工作り、ネイチャーゲーム、千刈モニュメント作りなどを行い、キャンプというシチュエーションを十分に満喫できたことだと思います。千刈モニュメント作り(千刈の自然を使ってモニュメントを作る企画)では企画したとき、子ども達には少し表現しにくいかなと心配していましたが、完成品をひとつひとつ見て「こんな表現もできるんや!!」と子どもの創造性にほんと感心しました。
 今回キャンプを終えて思うことは、子ども達は僕らが考えている以上に自由だということです。自由に考え、自由に話し、自由に振る舞う。驚きに関しても、結局は子ども達は自分自身で驚きをそれぞれの形で僕達が思いつかないようなところで自由に『驚いて』いました。
 最初に僕らが考えていた、強烈な驚きは無かったかもしれませんが、子ども達が自分自身で見つけた小さな驚きのひとつひとつがこれからの成長に繋がっていくとおもいます。
 最後に、キャンプに参加してくれた子ども達、ご協力いただいた保護者の皆様、千刈キャンプ場の方々、このキャンプを共にに創り上げてきたスタッフ、陰ながら応援して下さった方々、本当にありがとうございました。楽しかったです!!  

(飛び出せ!春キャンプ‘01実行総責任 三浦  一郎)