1998年10月25日(日)
仮設住宅の方とふれあうちびっこツアー
於 六甲アイランド第2仮設住宅(兵庫県神戸市)

 10月25日(日)に六甲アイランド第2仮設住宅(兵庫県神戸市)にて「仮設住宅の方とふれあうちびっこツアー」が行われた。総責任は水垣慶太、副責任は橋本崇(共に関西学院大学)であった。
 この企画は共に被災者である、子供達と仮設住宅の方との交流を図るというものであった。参加者は子供23名、付近住民24名、スタッフ21名、さらに神戸市北区で活動している「はたっこ太鼓」という団体も参加して行われた。
 六甲アイランドに到着した子供達は、まず仮設住宅に住んでいる方と「はたっこ太鼓」の演奏を聞き、その後昼食としてバーベキュー、おでんをとった。昼食後、仮設住宅に住んでいる方と子供達とで七宝焼、おはぎ作りを楽しんだ。共にひとつのものを作りあげるという作業の中でお互いが打ち解け合っていた。作ったおはぎはみんなで食べたり、今日来ることが出来なかった仮設住宅の方の家に配り歩いた。その後、午後4時半に仮設住宅を離れ、午後5時にJR住吉駅で解散した。
 「いつもの企画は子供と僕たちの関係でしたが、今回、それに加えて仮設住宅に住んでいる方々という、新しいアクターを組み入れた企画でした。全てがはじめての中で行ったのでいろいろ大変でしたが、みなさんの協力のおかげでうまく目的を達成することができたと思います。たくさんの子供達と仮設住宅に住んでいる方々に楽しんでもらえて良かったと思います。できることならば、一度きりの企画ではなく、継続性をもたせたものにしたいと思っております。」と総責任を務めた水垣は語る。